歩くということ
立っているとすぐに出てくる下肢痛で、特に通勤の電車がお辛く、このままでは歩けなくなるのでは?という不安を抱えてお越しになられたK様
お話を伺いながら、自分が歩けなくて苦しんだ日々が走馬灯のようによみがえりました
松葉杖を頼りに、何とか歩けるようにして下さる治療家を探して、ピンと来たらすぐに行ってみることを繰り返し、どれほどの治療を回ったことか、、、 そして、あれがあってこその今 その当時、自分の体も心も支えてくれた松葉杖と、なかなか自力で歩けるようにならずに、それならばと半ば諦め気味でオーダーしたステッキ せめて気分だけでも上げようかと、キラキラのスパンコールを入れて自分でデザインしたものはいまだに大事に保管してあり、あの頃を時々思い出します
歩くという動きが、実は絶妙なバランスの上に成り立つものだということを、身をもって味わった体験 当たり前に歩けることの有り難さは、失って初めて痛感し、逆に歩ける事に幸せを感じられる! 幸せのハードルが下がり、これは本当に得難い恩恵でした
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施術後に届いたKさまからのメールに、歩くことへの想いをあらためて彷彿とさせていただきました
痛みや辛さはもちろんその方ご自身でなければわからないものですが、同じような思いを自分が体験していることで、少なくてもそのお気持ちはよくわかります
そう考えると、あの当時の経験もまんざら無駄にはなっていない、いや、無駄にしないように、それをバネにして少しでもお役に立てるべく自分のスキルを磨いていきたいと強く思う次第です
Kさま、掘り起こして下さってありがとうございます
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